組合の概要

　拝啓　平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

　6月22日の「通常総代会」は、全議案とも賛成多数にて可決承認されました。新たに 選任された「理事8名」は、2025年6月までの任期「2年」となります。「監事3名」は、 2026年6月までの任期「3年」となります。任期期間中全身全霊をもって任務に邁進することをお約束いたします。

　70周年記念「講演会」は、大盛況でした。翌朝のNHKニュースで放送され米俵のリレーが良かったなどと大勢の方から喜んでいただきました。久しぶりに開催した「総代懇親会」も他地区の方々と懇親が図られてとても良かったとこちらも喜びの声をいただきました。当組合の職員が明るく楽しそうに仕事をしていることが何よりだということも言っていただきました。

　「人手不足」「価格転嫁不足」「賃金引上げ不足」という課題が鮮明になってきています。宿泊業では「泊り客と宴会」 を同時に取れない。飲食店では食事後のテーブルを片付けられない。中小企業が負担する厚生年金や健康保険料等の 社会保険料率が高い水準であり、賃上げに応じる余力がない。資材エネルギー高騰のおりから、業者見積もりは従来の3か月有効から「2週間」程度になってきている。大企業による初任給引上げの動きや大都市圏への若年層の流出 により、地方の企業が人材を確保し定着させることが大変難しくなってきている。

　官公庁の最低制限価格のない一般競争入札は行き過ぎた価格競争をもたらし、下請け業者へのしわ寄せなどから価 格転嫁できない事態も生じている。

　足元ではゼロゼロ融資の返済が開始され、資金繰りに支障をきたす企業への支援に全力で対応します。確認の仕方を「お困り事はありませんか」の声掛けから「3か月先の資金繰り確認」の徹底に切りかえます。

　いよいよ9月19日に「ゆきぐに信用組合」がスタートします。全国の銀行、信金信組、JA等の中に「ゆきぐに」を名称にしているところはありません。当組合が唯一となります。全国のゆきぐにを代表する金融機関として、ゆきぐにの持つ魅力、豊富な資源等をクローズアップして、雪国のイメージアップを図り、雪国経済圏としての魅力を発信してまいります。

　小さいもの弱い者の味方として、世のため人の為に尽くして参ります。

　引き続きのご愛顧ご支援を賜りますことを宜しくお願い申し上げます。